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こんにちは。
今回は予定を変更して、『新車が完成するまで‼その1』をお送りします。
短い内容ですが読んでください
弊社のトラック『バケ四』は日野自動車より、基本ベースのシャーシが納品後、山形県にある『いそのボデーさん』により仮装が施されます。
今回は、グループ会社の(有)一乗運輸で発注した新車製作中の写真が手に入りましたので、トラックが完成するまでの過程をごご覧ください。
上の写真はシャーシを下駄に乗せて赤く塗装を施したところです。
シャーシを赤く塗装するのは冬場の融雪剤による錆止め効果と、そして何よりもカッコイイからです。バンパーの隙間や、グリルの隙間から赤いシャーシの『チラ見へ』は見栄えがグー。トラックの『見えない部分のオシャレ』といったところです。
赤く塗られたシャーシにトラックのキャビン(塗装前)が付きました…トラックというよりは『魚の骨』の様に見えるのは私だけでしょうか
上記の写真は、ボディーの組み立て作業の様子です。
一昔前(10年)までは弊社のトラックは幌車(オープントップ)でしたが、耐久性や部材の軽量化のため、現在では外枠のほとんどはアルミ製の「バン型」になっています。
驚くべきことに、単純なボディーの重さだけだと、幌車よりバン車の方が軽いんです。
信じられますか!?
今回は、かなり短いブログになって申し訳ありません。
次回は続きとして、『新車が完成するまで‼その2』をお届けできたらと思っています。
また読んでください。
代表 片平
※今回の『』には一部方言が含まれます。
昨今、どこの運送会社さんも自社のオリジナリティーを大切にしつつ、『走る広告塔』として、自社トラックの製作には力を入れています。
キャビンの色やメッキ仮装、ボディーへの看板入れetc…。
弊社のバケ4のキャビンもオリジナルカラーと純正品のフルメッキで仮装しております。ドライバーの中には、自分でメッキパーツやオリジナル行燈(あんどん)を購入し取り付けている者もいます⦅もちろん『デコトラ』の様なパーツの取り付けは禁止し、個人的にはデコトラ嫌いじゃないですよ、ただ、商業車ですから(;^_^A) ⦆。
その歴史は日野3代目レンジャー(通称、風のレンジャー)の時代にまで遡ります。
そこには、あるドライバーの現在では考えられない行動がきっかけとなったお話がありました。
今回から、弊社所有の“おばけ4トン”(バケ4表記)の歴史やこだわりについて
解説させていただきます。読んでいただけると嬉しいです。
弊社のバケ4の歴史は、40年前、先代が現在の荷主様より独立し、専属で荷物(発砲スチロール製品)を運送し始めたところまで遡ります。
独立当初は払い下げの日野・レンジャー (2代目)や三菱を使用していました。
残念ながら当時の写真は残っていません。
当時を知る運転手に話を聞きますと、標準4t車のホイールベースのまま荷台拡張のため、シャーシを強引に延長しており『リヤオーバーハング』が大変長く、俗に言う『ケツを振る』トラックの代表格だったようです。
また、規格(荷台の大きさ)もばらばらで、中には、キャビンの上に荷台がせり出した車両もあったようです(;^_^。
もちろん、パワステやパワーウインドウなどの装備はなく、シフトトノブも車体に直接付いており、運転には相当の技量を必要としました。
このような背景と、その奇抜な風貌から『バケ4の運転は難しい』というイメージが定着していった様です。(←今はそんなことありません、心配しないでくださいね)
その後、先代が『有限会社 一乗梱包運輸』を起業し、弊社初のオリジナル バケ4が導入されます。
オリジナルと言っても、当時の同業トラックを参考に、キャビンの色やメッキ仮装、ボディー仮装をし、新車で導入しただけです。しかし、現在に至るまでのこだわりがあちらこちら見られますので、敢えてこのような表現に致しました。
メインとなったベース車体は日野3代目レンジャー(通称、風のレンジャー)でした。
当時のスペック等はベテラン運転手たちもあまり覚えておらず詳しくはわかりませんでしたが、数回のマイナーチェンジ後ヘッドライトが四角くなり外観は『ナウい』と感じたそうです。
同時にメッキ仮装や現在でも使用しているキャビンの色もこの時に決定しました。
しかし前述したように、荷台延長によるリヤオーバーハングの問題は解決しておらず、『ケツを振る』トラックのままでした。同時に、シャーシ延長をしたのはいいものの、延長した部分の強度等にも問題があったようです。
次回は、『なぜ、メッキ仮装をし始めたのか』『なぜ、キャビンを現在の色(スカイブルー)にしたのか』を解説したいと思います。興味があれば、また次回も読んでください。
追伸、現在のバケ4の操作性は飛躍的に向上し、実際弊社の従業員の半分以上は、『運転手未経験者』です。
興味がありましたら、ぜひ応募フォームまで。
当社のWebページを「オバケ4トン」で検索して訪れてくる方が多いようです。
“オバケ”…? なんだか穏やかではありませんね(^^;
そうです、当社の主力トラックは、通称「オバケ4トン」(略して「バケ4」)と呼ばれるものです。
トラックには小型、中型、大型というサイズがありますが、「オバケ4トン」は中型のカテゴリーに含まれます。「オバケ4トン」の特徴は、ベースとなる車両やタイヤは4トントラックなのに、全長が異様に長いこと。
どのぐらいの長さかというと、道路交通法ギリギリの12メートルあります。
12メートルというと、大型の10トン車と同じ長さです。
荷台だけでも9.6メートルあり、これも大型トラックと変わりません。
このように「オバケ4トン」は、全体の大きさは大型トラックと同等ですが、4トンベースなので後輪から後ろの部分のはみだしが非常に長く、「まるで化け物のようだ」という印象を与えることから、トラックドライバーの間でこんな呼ばれ方をするようになったとか…?
なるほど、“オバケ”という呼称には、そんな理由があったんですね!
なお、そのほかの呼び名には、「超々ロング」や「クンロク(荷台の長さが9.6メートルであることから)」などがあります。
そんな「オバケ4トン」ですが、
となっているため、大型トラックのように重量のあるものを運ぶのには適していません。
「オバケ4トン」が運搬するのに向いているのは「比重の軽いもの」。
発泡スチロールや紙製品(ティッシュや紙おむつ)、スナック菓子など、かさばるけれど軽いものを運ぶのに重宝します。
つまり「オバケ4トン」は、発泡スチロール製品を専門に輸送する当社に必要不可欠なトラックというわけです。ちなみに当社の輸送製品である発泡スチロールの主力は、魚・野菜箱を中心に、弱電・電化製品の梱包材です。
「オバケ4トン」のもう一つの大きな特徴、
2022年現在の中型免許か、2007年以前に発行された旧普通免許(8t限定)で運転ができます。大きくても中型に分類される車両なので、当然といえば当然かもしれませんが、非常に汎用性が高いトラックですよね。
という方は、ぜひ当社で「オバケ4トン」のドライバーを目指してみませんか?
もちろん、未経験者でも免許取得まで当社がやさしく指導し、資格取得のための補助も支給します!詳しくははこちらまで⇒ドライバー募集ページ