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今回から、弊社所有の“おばけ4トン”(バケ4表記)の歴史やこだわりについて
解説させていただきます。読んでいただけると嬉しいです。
弊社のバケ4の歴史は、40年前、先代が現在の荷主様より独立し、専属で荷物(発砲スチロール製品)を運送し始めたところまで遡ります。
独立当初は払い下げの日野・レンジャー (2代目)や三菱を使用していました。
残念ながら当時の写真は残っていません。
当時を知る運転手に話を聞きますと、標準4t車のホイールベースのまま荷台拡張のため、シャーシを強引に延長しており『リヤオーバーハング』が大変長く、俗に言う『ケツを振る』トラックの代表格だったようです。
また、規格(荷台の大きさ)もばらばらで、中には、キャビンの上に荷台がせり出した車両もあったようです(;^_^。
もちろん、パワステやパワーウインドウなどの装備はなく、シフトトノブも車体に直接付いており、運転には相当の技量を必要としました。
このような背景と、その奇抜な風貌から『バケ4の運転は難しい』というイメージが定着していった様です。(←今はそんなことありません、心配しないでくださいね)
その後、先代が『有限会社 一乗梱包運輸』を起業し、弊社初のオリジナル バケ4が導入されます。
オリジナルと言っても、当時の同業トラックを参考に、キャビンの色やメッキ仮装、ボディー仮装をし、新車で導入しただけです。しかし、現在に至るまでのこだわりがあちらこちら見られますので、敢えてこのような表現に致しました。
メインとなったベース車体は日野3代目レンジャー(通称、風のレンジャー)でした。
当時のスペック等はベテラン運転手たちもあまり覚えておらず詳しくはわかりませんでしたが、数回のマイナーチェンジ後ヘッドライトが四角くなり外観は『ナウい』と感じたそうです。
同時にメッキ仮装や現在でも使用しているキャビンの色もこの時に決定しました。
しかし前述したように、荷台延長によるリヤオーバーハングの問題は解決しておらず、『ケツを振る』トラックのままでした。同時に、シャーシ延長をしたのはいいものの、延長した部分の強度等にも問題があったようです。
次回は、『なぜ、メッキ仮装をし始めたのか』『なぜ、キャビンを現在の色(スカイブルー)にしたのか』を解説したいと思います。興味があれば、また次回も読んでください。
追伸、現在のバケ4の操作性は飛躍的に向上し、実際弊社の従業員の半分以上は、『運転手未経験者』です。
興味がありましたら、ぜひ応募フォームまで。